
今回は、iDeCoの運用実績やポートフォリオを公開します!
少しでも参考になれば、嬉しいです!
iDeCoは、自分で運用商品を決める年金制度です。
運用商品ごとに、仕組みや特徴、リスク・リターンが異なり、どの商品を選択するかによって、将来の年金額も大きく異なります。
その分、どの商品を選択したらいいの?と悩まれる方も多いはず。
今回は、私のポートフォリオや運用実績を公開します。
少しでも参考になれば嬉しいです。

花家の基本情報
花家では、夫婦でiDeCoに加入しています。
ママのiDeCo歴
- 2011年企業型確定拠出年金に加入
掛金10,000円/月
- 2016年iDeCoに切り替え加入
掛金0円/月(拠出を停止)
- 2021年現在の楽天証券に口座移換
掛金23,000円/月

企業型確定拠出年金の期間を合わせると10年以上のベテランです!
ママは、新卒入社時に企業型確定拠出年金に加入しました。
当時は、年金だと理解ができておらず、定年まで勤め上げる覚悟だったのか、「これが退職金の一部なんだ」と思っていました。
新卒入社した企業を退職する際、iDeCoへの切り替えが必要と知り、ハローワークの帰りに三井住友信託銀行で移換手続きをしたことを覚えています。
当時、累計の拠出額が約70万円、評価額が75万円ほどでした。
その後、結婚・出産を経て、2019年、第一子の育休中に楽天経済圏に出会い、銀行口座やクレジットカードを楽天へ移していきました。
家計管理にも目覚め、固定費の削減やつみたてNISAを始めるなど、色々と進める内にiDeCoを思い出し、iDeCoも楽天証券に移管することにしました。
移管手続きをしている際に驚いたのが、評価額が100万円までアップしていたことです。
掛金の拠出を停止していましたが、運用は続いていたため、評価額がアップしていました。
やはり長期運用が大切だ!と実感し、拠出再開を決めました。
同じタイミングで夫もiDeCoを開設し、夫婦ともに満額の23,000円/月を拠出することにしました。
口座開設・口座移管には時間がかかりましたが、2021年には拠出を開始しました。
2022年7月運用実績
2021年に拠出を再開してからは、順調に掛金を拠出することができています。
2022年7月の運用実績は、評価額が2,063,795円、評価損益は+234,493円(+12.8%)でした。
評価額 | 累計投資額 | 評価損益額 | 評価損益率 | |
ママ | 1,649,333円 | 1,421,077円 | +228,256円 | +11.89% |
【参考】ママ 口座移管前概算 | 1,649,333円 | 1,091,000円 | +558,333円 | +51.18% |
パパ | 414,462円 | 408,225円 | +6,237円 | +1.5% |

ママの楽天証券の画面では、移管後の累計投資額しか確認ができないのですが、
口座移管前の投資額で見るとかなりのプラスになっています。
ポートフォリオ公開

ママのポートフォリオはこちらです!
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド:70%
- 楽天・全世界株式インデックス・ファンド:30%
100%株式のハイリスク・ハイリターン型です。
全米と全世界で迷って、中途半端に分けましたが、来年以降は全米株式一本にしようかなと検討しています。
ハイリスクな構成ですが、運用期間を十分に確保ができるため、良しとしています。
iDeCoの特徴は、原則60歳までお金を引き出せず、(強制的に)長期の運用期間を確保できることです。
そのため、ハイリターンの商品を選択して長期運用でリスク回避することができます。
また、運用益が非課税なため、効率よく運用することができます。
特に20代・30代の方は、運用期間が長く取れるため、株式などの高いリターンが期待できる商品を選択して、運用益の再投資もあわせて効率よく資産形成することを目指せます。
受け取り年齢を70歳・75歳と繰り下げることで運用期間を伸ばすこともできますので、出口戦略も含めて検討しましょう。
このように、ポートフォリオは運用期間によって、商品を選択する必要があります。
もちろん、人によって運用方針は異なるため、必ずしもリスクを負う必要はありません。
実績に、元本保証型の商品を選択している方も多いようです。
共通して言えることは、できるだけ手数料がかからない商品を選択しましょうということです。
手数料についてはこちらの記事をご覧ください!

また、iDeCoにはスイッチングと言うリバランスの方法があります。
スイッチング
スイッチングとは、積立ててきた資産の商品構成を変更することです。
例えば、株式の一部を売却して債券を購入するなど、ポートフォリオをリバランスすることが可能です。
- ポートフォリオをリバランスする
- 利益を確定させるため、元本確保型の商品に切り替える
- 値上がりの期待できる商品に入れ替える
私の場合は、株式で十分に運用した後、55歳前後で全部もしくは一部の株式を元本確保型に切り替えることを予定しています。
ポートフォリオはiDeCoのみでなく、家計の金融資産全体で考える必要があります。
今最も税制面で優遇を受けられるiDeCoは、当面の現預金を十分に確保しているのであれば、株式等のハイリターンを期待できる商品で効率よく運用したいものです。
終わりに
今回は、iDeCoの運用状況やポートフォリオについてまとめました。
iDeCoの最大のデメリットは、原則60歳まで掛けたお金を引き出すことができない点です。
その分、早く始めるほど運用期間を長く確保することになるため、税控除を受けながら効率よく資産形成することもできます。
つみたてNISAの次の選択肢として、検討してみてはいかがでしょうか?
2022年8月の運用状況も公開しました!
